リフォーム工事+ユニット式テレビボード造作工事
ご依頼の内容
●今回のご依頼は、和室の畳をフローリングへ改修するリフォーム工事とフルオーダーのユニット式テレビボードの造作ですが、メインはなんといってもテレビボードでした。
●リフォーム工事
・和室2間を畳からフローリングへ改修工事
・押入れ引き戸、間仕切り襖(ふすま)の取替え工事
・押し入れからクローゼットへ改修工事
●ユニット式テレビボード造作
●壁クロスの張り替え工事
●インターホン取り付け、配線工事
作業概要
●リフォーム工事から
6畳と4.5畳の和室の畳を上げフローリングの床材に張り替えます。壁もそれに合うモダンなクロスを選んでいただき張り替えました。
●押入れをクローゼットに
押し入れの襖の引き戸からフラッシュ戸(※①)へ変更し、内部にベニア板を張り、パイプを取り付けてクローゼットに改修します。
●間仕切りの襖もフラッシュ戸に
二つの部屋の間仕切りも襖からフラッシュ戸に変更します。
雰囲気もガラリと変わり、センスの良い洋室に生まれ変わりました。
●そして「ユニット式テレビボード」
いよいよメインの「ユニット式テレビボード」です。
寸法は、横幅3200mmx 高さ2200mmですが、これはリビングの壁一面、目一杯の寸法です。
材料はラジアタパイン集成材( ※②)に決定し、でオイルステインのニス仕上げです。色(オイルステイン)はサンプルを何種類か作り、選んで頂きました。
完成したのはまさに圧巻の大迫力「ユニット式テレビボード」でした。
工事を終えて
●今回のメインのテレビボードは、お客様が描かれた図面の通りに作らせていただきました。まず、棚、仕切り板の位置、配線を通すための穴の位置と数、扉の枚数などを正確に寸法通りに加工しました.
●そして、お客様が考えているイメージ通りになるように、図面とお客様のお話などから自分の頭の中にもイメージを浮かべながら、より高級感が出る様に作りました。
●そして規制品ではまず不可能な、オーダーならではのとても立派なオリジナル「ユニット式テレビボード」が完成しました。
用語解説
※①フラッシュ戸
フラッシュ戸は框(かまち)と桟(さん)と呼ばれる材料で骨組みを作り、表面に板材や合板を張り付ける構造の戸。骨組みと仕上げ材が別れているのでデザインの自由度が高く、軽やかなイメージに仕上がる。
※②ラジアタパイン集成材
科目はマツ科で、ニュージーランド、チリなどに分布。木目は通直で、節の無い部分の加工は容易で、仕上がりが良好なのが特長。 用途は一般建築、家具、建具、床板、など。