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施工事例

カテゴリー:

藤沢市下土棚M様邸 浴室と外部全般リフォーム  (お客様はお母様と娘様ご夫婦)

ご依頼の内容

真冬の2月にお電話をいただきました。当社の新聞の折込広告をご覧になったお客様です。

お客様のご自宅へ伺い、リフォームの内容をお聞きし、現地調査をいたしました。室内、外部を合わせた以下のような内容のリフォーム工事です。

  • 室内のリフォーム

 既存のタイルの浴室をユニットバスへ入れ替え

 洗面台の入れ替え

 洗面所の天井・壁のクロスの張替え

 洗面所の床をクッションフロアーへ張替え

  • 外部のリフォーム

 外壁既存モルタルジョリパット仕上げ(※①)をサイディングへ(上張り工事)

 破風(※②)を木製(ラワン)ペンキ仕上げからガルバ巻き(※③)へ

 軒天(※④)を木製(ラワンベニヤ)からケイカル板(※⑤)へ張替え

 大屋根ペンキ塗り替え

 下屋トタン桟葺きをガルバ縦ハセ葺きへ

作業概要

予算のご相談などを含めて十分な打ち合わせを重ねて5月後半に着工しました。

まず浴室、洗面所のリフォームです。

既存のタイルの浴室を壊すと、やはり土台、柱などの腐食が見られました。

新しいものに交換し、防蟻材(ぼうぎざい)を塗り、下地処理は万全です。

その後ユニットバスの設置です。

その他洗面所の壁、天井のクロスの張替え、洗面所のクッションフロアーへの張替えを行いました。

外部のリフォームです。

外壁は既存の白のモルタルの上から、黒のサイディングを張ります。

玄関も開き戸から黒の引き戸へと入れ替えました。その組み合わせで重厚な雰囲気と和の雰囲気が合わさり、とてもモダンな洋風に仕上がりました。

軒天、破風、大屋根、下屋屋根など、耐久性を重視した仕上がりにし、お母様から娘様
へも安心して受け継いでいただけると思います。

工事を終えて

●個人的に反省する点がありました。
着工が梅雨時になってしまい、雨の影響で外部の工事が思うように進まず、7月の暑い時期に突入してしまいました。そのため工事の都合でエアコンが外れたままの状況で30度を超える猛暑の中でお客様に過ごしていただくことになり、お客様には大変なご迷惑をおかけしてしまいました。今後は長期にわたるリフォーム工事の際にも、お客様には快適に過ごしていただけるように対策を考えたいと思います。

●現場着工中、何件か近隣の飲食店に入りました。その中で是非おすすめしたいお店がありましたのでご紹介します。以前から知っていた「万里城」というラーメン屋さんですが、入りづらい外見のため今まで行ったことがなかったのですが、今回サイディング屋さんの誘いで初めて入りました。そこで注文した青椒肉絲は、まさに絶品で、仕事柄いろいろな飲食店に行きますが、なかなか出会うことのできないとてもおいしい青椒肉絲でした。

用語解説

※ジョリパット仕上げ

塗り壁材で、砂をミックスしたモルタルの上に吹き付ける低汚染外装塗材の事。色褪せしにくく、色合いや質感を長時間保持する高い耐久性をもつので、塗り替え回数が少なくてすみ、メンテナンスに費用がかからない経済的な素材であると共に、防火性・耐火性・防カビにも優れ、カラーバリエーョンや仕上げ方法等も多種に及ぶ。

※破風(はふ)
切妻造や入母屋(いりもや)造などの屋根の妻側(棟の端)において合掌形に付けられた板,あるいは,その板を組んだ部分をいう。搏風とも書き,甍(いらか)ともいわれる。

※ガルバ巻き
1972年にアメリカの製鋼会社ベスレヘム・スチールが開発したアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板をガルバリウムという。防食性が高く、おもに建物の外壁や屋根などに用いる。破風などをガルバリウムで覆う施工方法をガルバ巻きなどという。

※軒天(のきてん)
軒の裏側部分の事。用途地域にもよるが、防火構造や不燃材にする必要性がある。ケイカル板などの不燃材で作られる事が多い。また、小屋裏(屋根裏)の換気をこの部分から取る事も多い。

※ケイカル板
水酸化カルシウムと砂を主原料として板状に成型した耐火断熱材。主に鉄骨を火災の熱から守るための耐火被覆材として用いられる。吸水性が少ないため、水回りの壁・天井下地材などの他、表面を化粧処理して内外装材などにも用いられている。

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